アンカーリバー上流域のドリー・バーデン(オショロコマ)釣り
ドリーを見つけるには、日本やアメリカ本土でのマス釣りの経験に頼らず、新しいポイントの見方を身に付ける必要がある。淵や大石の裏にドリーが付くことは稀である。多くのドリーは瀬の中や淵尻に定位しているが、それにもいくつか条件がある。
また、フライの流し方も、先入観にとらわれないことが大切である。ドリーを釣るのに多用されるスプルース・フライなどのウェット・フライを使用する際、私たちはあえてメンディングを行わないように勧めている。斜め下流にキャストした後、ラインは流れに捉えられ、大きなU字型を描き、フライはそのラインに引っ張られてかなりのスピードで流れを横切る。フライフィッシングの経験があれば、これを何とか回避しようと反射的にメンディングを行うか、もしくははじめにリーチキャストを行い、なるべくゆっくりフライがスウィングするように工夫するだろう。
しかし、ドリーを釣る際には、ここでそのままラインを竿先で追いかけ、メンディングなしで流しきる必要がある。時には、故意に対岸に向かい真正面に投げて、余計に早いスピードでフライが流れを横切るようにする。ドリーたちはこの「流れを早足でU字に横切るフライ」に対し猛烈にアタックしてくる。
アタリは手元にダイレクトにガツンっ!伝わる。このアタリがウェット・フライの醍醐味である。アタリがあったらすかさず竿を立てる。ラインが流れに引っ張られているためほとんど向こう合わせである。
9/30/2007
9/29/2007
9/26/2007
2007年8月の釣行記録より
9/21/2007
2007年8月の釣行記録より
上:めったに釣れないRed Salmon と Pink Salmonのハイブリッド
中:Ninilchik川で釣れた良型のシルバー
下:Grass of Parnassus。シルバーの釣れる頃、水辺で見られる。
9/11/2007
9/10/2007
9/09/2007
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